英国グラスゴーからストラトフォードへ


英国グラスゴーからストラトフォードへ

1  緑の 牧草地の 続く丘は  羊たちの 群れが 草を食む

  土地を 追われし 人々は 町に 仕事と 糧を求める

  グラスゴー ものづくりの 革命を 担いながら

  世界に 扉を 開く力 栄光の 国を創る 

  人は いつの時代 にも 時の 流れに 耐えて

  庭先の 草花に 手を入れ アザミに 薔薇を 愛し

  心の 自由と 安らぎを 求める





2  のどかな 湖を 下り ながら 両岸に 広がる 館 眺め

  豊かな 自然と 人々の営みの 根幹 訪ねる 

  ストラトフォード 戯曲作りの 天才の 生まれ 故郷

  世界の 人々の 心に響く 感動の 舞台 創る

  人は いつの時代 にも 時の 流れの 中で

  繰り返し 演じられる 舞台の ヒロイン ヒーローを 愛し

  心の自由と 安らぎを求める

  心の自由と 安らぎを求める



2013年8月
作詞・作曲 江井地 康麿

コメント

今年の6月、スコットランドからイングランドまでの英国紀行に出掛けて参りました。その中で、グラスゴーが産業革命の発祥の地の一つであり、日本の工業化に多大な影響力があったという事をあることを、改めて知りました。世界史の動きの中で、私が見過してしまったもので、新鮮な驚きでもありました。ストラトフォードは、ストラトフォード・アボン・エイボンが正式な地名で、シェイクスピアのゆかりの地です。彼の戯曲が世界中で今も親しまれていること、人の心に訴え、心を動かす真理をついていることに改めて、思いを馳せた次第です。



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