2021年 春の歌


2021年 春の歌

穏やかな春の日 日差しの温もり 静かにゆっくり 一日が過ぎゆく

私は一人公園のベンチで 木立を抜けてくる そよ風を感じる

人々は思い思い 体動かし 久しぶりの自由を 肌で感じる

春の息吹を 噛みしめながら 希望を胸に 明日に向かう


去年の秋の日は 日差しの中でも 悶々とした空気が あたりを包んだ

私は足早に 公園を横切り 人気の少ない 店を訪ねた

人々は世間の 厳しい目を気にし 自宅に籠り 我慢を重ねた

テレビが伝える 数字を見ては ため息をついた 日々が懐かしい


人々は思い思い 体動かし 久しぶりの自由を 肌で感じる

春の息吹を 噛みしめながら 希望を胸に 明日に向かう

2021年3月
詞・曲 江井地 康麿



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コメント

2020年は新型コロナに翻弄され続けましたが、前年から非常事態宣言が、続いている中、2021年は、特別な想いで、春を迎えました。春には何とか通常の生活に戻り、夏にはオリンピックも開催したいとの思いがありました。事態はいろいろと変わり予断を許しませんが、皆の希望の実現を願いつつ、曲を作ってみました。


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