レクイエム

人生は、かくも儚きものか。昨年夏に二人で古希を祝ったばかりの最愛の友を、一年も経たず、斯くも早く、失くしてしまったのは、誠に残念である。

彼は、天性の職業としての優れた医師だけでなく、親切で気さくな人柄は皆に愛され、小生にとっては、高級ホームドクターであるだけでなく、何よりも、同年代の、酒を酌み交わしながら、世の中を語る、人生の貴重な話し相手の一人でもあった。

曲は、３部構成で、悲報を受けた時の印象、懐かしき時代を思い出しながら、そして、惜別だがしかし近くで見守ってほしいとの想いを、ピアノ曲にしてみました。

楽曲の写真は、島根県の足立美術館の庭園です。

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