西部の荒野を行く


西部の荒野を行く

詞・曲 江井地 康麿

果てしない 荒野を  幌馬車が 走るー

赤茶けた 大地は  何処までも 続く

明日を夢みて 明日に架け

故郷を捨てて 町を離れ

遥か彼方 目指すのは 希望の地 西部


人を信じて 人に騙され 人を頼って 人は裏切る

生きる辛さを 噛みしめながら

今 この時に 命を懸ける

< 間  奏 >

友を信じて 友を助け 友を頼って 友が応える

生きる糧を 分かちながら 今 この地を 友と歩む

2016.11作成


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コメント

2016年5月に、友人夫妻とアメリカ西海岸の国立公園巡りをしました。全行程で3500Kmに及ぶバスの旅は、忍耐の旅でもありましたが、ふと、先人たちは、この沙漠の何もない道を、人伝てに聞いた西部の生活を、ひたすら求めて走ったのかと思うと言い知れぬ想いが湧いてきました。西部のゴールドラッシュや緑豊かな楽園を求めた人たちが、現実にはいろいろな苦難に遭遇する、怒りと葛藤のドラマは、現代の日本においても、我々の身近で繰り返されている事かも知れません。

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