共に水戸に学ぶ


共に水戸に学ぶ


風雲急をつげる 幕末動乱の時代は

四方の海から列強が 開国を迫る

水戸で学びし志士たちは 佐幕・倒幕で袂分かつも

国に継がれし皇統と 久しき治世の足跡を学び

来たる時代を創るため 合従連衡、国を駆ける


小石川に育ち 不良尽くした少年が

史記に目覚め 己の 生き方を正す

日本の統治の移り行く姿を 広く識者を集めて記す

天子をいだき助ける 幕府の立場を明らかにして

長く続く徳川の世へ 盤石の礎を 皆と築く


(間奏)


小石川から弘道館へ 尊王攘夷を熱く語り

時代の荒波乗り越えて 明治維新で 国を建てる

国を建てる

2023年2月
詞・曲 江井地 康麿



mito mito

コメント

友人グループで、水戸学のルーツを訪ねました。一番印象に残ったのは、幕末に日本を分断した佐幕派も倒幕派も、共に水戸で「大日本史」を学ぶことで、歴史ある日本をしっかりと自覚していたことだと思います。実際は、色々な動きはあったとしても、外国に占領や租借されることなく、新生日本の明治維新を無事成し遂げたことに思いをはせ、曲に纏めました。  


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